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らくがきアート:Banksy

LAからこんにちは。MKです。

グラフィティ・アーティストBanksy (バンクシー) のアートショウへ行ってきました。
「グラフィティ」とはよく壁にスプレーで描かれている、いわば「落書き」といったところ。
(日本でもよく見かけますよね)

バンクシーは、自分の作品をニューヨークのメトロポリタン美術館や、ロンドンの大英博物館に
無許可で展示したりするんです。
開館時間内に他のお客さんに混じって、堂々とやってるの!しかも3日間くらい誰も気づかないんだって!
彼が変装して作品を美術館の壁に展示する様子はフィルムに収められていて、見ることができます。
彼のウェブサイトにあるように「barely legal(ぎりぎり合法)」のゲリラ的活動をしてる。

彼の作品は主にanti-war(反戦争), anti-capitalism(反資本主義), anti-establishment(反体制)で
かなり強いメッセージが含まれてます。

LAの中でもちょっとコワイかも…と思われる地域のとある倉庫で行われたこのショウ。

らくがきアート:Banksy_f0003908_1582535.jpg

←中に入るために並ぶ人たちがこんなに!


らくがきアート:Banksy_f0003908_1585620.jpg

←入り口ではバッグの中身をチェックされます。
  ペンや蛍光マーカーなど、彼の作品に傷がつなかいように
  筆記用具は預けなければいけません。

  とはいえ彼の作品自体が「グラフィティ=落書き」なので
  落書きの上に落書きされないように…う~ん、ややこしい^^;



↓展示されていた作品はこんなの。

らくがきアート:Banksy_f0003908_1591816.jpg

←倉庫内に置かれた大きなトラックに描かれたドロシー。
  手に持ってるのは…。


らくがきアート:Banksy_f0003908_1594355.jpg

←彫刻もあった。首の上に乗っかってるのはカメラ。


らくがきアート:Banksy_f0003908_159591.jpg

←これ本物の象さん!でっかいよ~。動いてるよ~。
  ピンクと白で体全体が壁と同じ柄に塗られている。
  これは、英語で「There’s an elephant in the room.」と言う表現があり
   「皆知ってる問題がそこにあるのに誰も話そうとしない」という意味だそう。





このような作品がところ狭しと展示された倉庫の中は人の熱気でむんむんしてました。

MKがこのショウを見に行った前日、セレブ向けのオープニングパーティがあったらしいのですが、
なんとアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが一緒に来てたんだって!
でもバンクシー本人は素性を明かしていないので、誰が見に来ようが姿は現しません。

そして彼の作品(ちゃんとキャンバスに描かれているもの)は500ドルで買えるそうです。

PS君いわく数年後には1万ドルになるよ!って…。ほんとぉ~???

バンクシーの作品が大好きなPS君、買いたくて買いたくて後ろ髪引かれまくり。
MKはその腕をぐいーーーーっと引っぱって会場を出てきました。

たとえ1万ドルに値が上がったところで、PS君がそれを売るはずがないのを私は知ってるから!

だから買いませんっ!!
by colormepopMK | 2006-09-19 02:21 | ロサンゼルス日記
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